Ionicパッケージ
Ionic は、テスト環境、Angular、その他のフレームワーク、または Vanilla JS といったすべての状況で、Ionic Framework を使い始めるために使用できるさまざまなパッケージを提供しています。
Ionic Framework CDN
Ionic フレームワークは、Plunker、Codepen、またはその他のオンラインコードエディタですばやくテストするために、CDN から組み込むことができます。。
CDN からフレームワークにアクセスするには、 jsdelivr を使用することをお勧めします。最新バージョンを入手するためには HTML ファイルの <head>
要素、もしくはオンラインコードエディタの呼び出しコードに、次のコードを追加します。
<script type="module" src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@ionic/core/dist/ionic/ionic.esm.js"></script>
<script nomodule src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@ionic/core/dist/ionic/ionic.js"></script>
<link rel="stylesheet" href="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@ionic/core/css/ionic.bundle.css" />
これにより、フレームワークをインストールしなくても、すべての Ionic Framework のコアコンポー ネントを使用することができます。CSS バンドルには、すべての Ionic Global Stylesheets が含まれます。
これは Angular や他のフレームワークをインストールしません。これにより、フレームワークなしで Ionic Framework のコアコンポーネントを使用できます。
Ionic + Angular
Angular プロジェクトで Ionic Framework を使用する場合は、 npm から最新の @ionic/angular
をインストールしてください。これによって、すべての Ionic Framework コンポーネントと、Angular のサービスおよび機能を使うことができます。
npm install @ionic/angular@latest --save
新しい Ionic Framework のリリースがあるたびに、最新バージョンの機能と修正を入手するために バージョン を更新する必要があります。最新のバージョンは npm を使ったアップデート から取得することができます。
Ionic を既存の Angular プロジェクトに追加するには、Angular CLI の ng add
機能を使用します。
ng add @ionic/angular
これにより、@ionic/angular
に必要なパッケージと、必要なスタイルが追加されます。
Ionic + React
Ionic を既存の React プロジェクトに追加するには、 @ionic/react
および @ionic/react-router
パッケージをインストールします。
$ npm install @ionic/react
$ npm install @ionic/react-router
CSS
必要な CSS を React プロジェクトに含めるには、ルートアプリコンポーネントに以下を追加します。
/* Core CSS required for Ionic components to work properly */
import '@ionic/react/css/core.css';
/* Basic CSS for apps built with Ionic */
import '@ionic/react/css/normalize.css';
import '@ionic/react/css/structure.css';
import '@ionic/react/css/typography.css';
/* Optional CSS utils that can be commented out */
import '@ionic/react/css/padding.css';
import '@ionic/react/css/float-elements.css';
import '@ionic/react/css/text-alignment.css';
import '@ionic/react/css/text-transformation.css';
import '@ionic/react/css/flex-utils.css';
import '@ionic/react/css/display.css';
Ionic + Vue
既存の Vue プロジェクトに Ionic Framework を追加するには、 @ionic/vue
と @ionic/vue-router
パッケージをインストールします。
npm install @ionic/vue @ionic/vue-router
その後、Vue アプリにIonicVue
プラグインをインストールする必要があります。
main.js
import { IonicVue } from '@ionic/vue';
import App from './App.vue';
import router from './router';
const app = createApp(App).use(IonicVue).use(router);
router.isReady().then(() => {
app.mount('#app');
});
router.isReady()
が解決したら、必ずアプリをマウントしてください。
ルーティング
Vue アプリでルーティングを設定する場合、vue-router
ではなく、@ionic/vue-router
から依存関係をインポートする必要があります。
router/index.js
import { createRouter, createWebHistory } from '@ionic/vue-router';
const routes = [
// routes go here
];
const router = createRouter({
history: createWebHistory(process.env.BASE_URL),
routes,
});
export default router;
CSS
Vue プロジェクトで必要な CSS を import するには、main.js
ファイルに以下を追加します。
/* Core CSS required for Ionic components to work properly */
import '@ionic/vue/css/core.css';
/* Basic CSS for apps built with Ionic */
import '@ionic/vue/css/normalize.css';
import '@ionic/vue/css/structure.css';
import '@ionic/vue/css/typography.css';
/* Optional CSS utils that can be commented out */
import '@ionic/vue/css/padding.css';
import '@ionic/vue/css/float-elements.css';
import '@ionic/vue/css/text-alignment.css';
import '@ionic/vue/css/text-transformation.css';
import '@ionic/vue/css/flex-utils.css';
import '@ionic/vue/css/display.css';
ここからは、Ionic Framework での開発方法について、 Ionic Vue Quickstart Guide でご紹介しています。
Ionicons CDN
Ionicons はデフォルトで Ionic Framework に同梱されているので、Ionic を使用している場合はインストールは不要です。Ionic Framework を使用せずに Ionicons を使用するためには、ページの終わりの近くにある </body>
の閉じタグの直前に以下の <script>
タグを配置します。
<script type="module" src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/ionicons/dist/ionicons/ionicons.esm.js"></script>
<script nomodule src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/ionicons/dist/ionicons/ionicons.js"></script>
アイコンの使い方については Ionicons usage をご覧ください。